部品を基板の上に実装していくマウンターと呼ばれる設備などを使って電子基板を作っていく仕事を任されています。はじめはどうしていいか全くわかりませんでしたが、先輩に丁寧に教えてもらったおかげで早い段階で慣れることができました。オペレーターとして設備を動かしていますが台車のセットといった作業もあり、機械と人の技術を融合させてものを作っていく仕事とも言えます。

高木さんと同じく電子基板を作っていく仕事ですが、彼女が前工程なのに対し、私は後工程。私は目視検査を行って、その後「後づけ部品」をはんだ付けしています。中でも苦労したのは目で不具合を見つける検査工程。最初は慣れない仕事で大変でしたが、教育を受けて今は一人立ちしています。

今は電子基板ですが、とりあえずはこの電子基板の仕事で一人前と認められるようになりたい。ゆくゆくは福祉製品をはじめとしていろいろな製品づくりにチャレンジし、たくさん経験を積みたいと思っています。

はんだ付けの仕事は始めたばかりで、まずこの仕事に慣れ、今はベテランの人にお願いしている難しいはんだ付けが自分でできるようになりたいと思っています。いずれ「難しいはんだ付けは加菜に頼め」と言われる存在になりたいです。